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古の都の旅① 石清水八幡宮

天皇・皇后両陛下の「即位の礼」、「パレード」、そして大嘗祭と「令和」と言う新しい時代への幕開けが本格化して行く感覚があります。

私は先週、今年2度目の京都、そして初の奈良を旅してきました。

始発新幹線に乗り、ホテルに荷物を預けてから、最初に向かったのは「石清水八幡宮」。
11時の昇殿参拝に参加するつもりで少し早めに到着しました。平日で、参拝者もまだ少なく、朝の清々しい気を感じながら、青空に朱塗りが映えて美しい本殿に見惚れておりました。

昇殿参拝の時間になり、ご案内して下さった神職さんので話で首里城の火災のことを初めて聞きました。始発での移動で、新幹線の中で寝ていたので、全く情報にアクセスしておrませんでした。神職さんご自身も、首里城が石清水八幡宮と同じような朱塗りの柱に代表されたアジア文化が融合されたお城であることで、親近感を感じていたことから、かなりショックだったご様子です。私自身もこの時、この旅のテーマの1つ「復興のための祈り」が示されたような感じがしました。そして、そのテーマは旅の間ずっと続くことになりました。

下記の写真が八幡宮様のお印の鳩です。右側が口が「あ」と空いて、左側が「ん」と狛犬や仁王様のようになっていることを今まで知りませんでした。目を凝らして見ないと見えませんからね!

8月の京都の旅の時も、昨年の台風の後の修復作業が見られたたのですが、石清水八幡宮の場合は、下記の重層構造で作られた「信長塀」のお陰で、風の流れが上向きになり、木々に被害はありましたが、社殿への被害は免れたようです。古の人の知恵は素晴らしいですね。

そして、本殿内の彫刻は本当に素晴らしく、季節の花々、木々、果物、動物、鳥類など、繊細で気品を感じるものでした。

日本文化というものは世界でも類を見ない独特のもののように感じておりましたが、実は、昔から諸外国から色々なものを取り入れ、融合していったものなんだな〜としみじみ思いました。それは現代の科学技術の発展の中にも感じられます。

私達、日本人一人一人がDNAに刻まれた才能を思い出して新しい「令和」の時代に向けて発現させていけるといいですね!

 

 

 

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