タロットXIX「太陽」〜自分自身を光輝かせる〜

タロットXIX 太陽(The Sun)は大きな太陽です。あらゆる文化、神話の中で太陽は崇められ、大切にされてきました。私達は太陽の恵なしに、命を維持することが出来ません。
また、スピリチュアル的には、自分自身の「太陽で生きる」と言うテーマもあります。

下記の写真（宇宙航空研究開発機構様よりお写真を借用しました）は太陽の外層大気であるコロナですが、コロナウィルスが私達が「自らの太陽で生きるためのきっかけ！！」と言う解釈も今までタロットプロセスで「死」「悪魔」「塔」などを通った道筋から可能になるのではないでしょうか？

出来事そのものには意味がなく、どのような意味をつけるのも個人の選択です。社会通念上の出来事の解釈と個人的解釈は異なってもOKなのです。
思考は現実化していくので、社会通念上の意味をつけていると、潜在意識に刻印され、自分自身の人生もテレビで報道されているような「問題だらけ」になって行くのです。

前置きが長くなってしまいましたが、「太陽」のカードは朗らかで伸び伸びとした元気な子供が描かれています。子供は自分の命を懸命に使って本能のまま生きています。大人になる上で私達が鎧のように纏ってきた自我を脱ぎ捨てるにはどのようにしたらいいか教えてくれる小さなティーチャーかもしれません。中央に大きな太陽と向日葵の花。「月」で、まだ道がはっきりせず、不安を感じていたのが太陽の光が全てをクリアにしてくれたようです。
「お天道様に恥ずかしくない生き方をする。」
日本でもこのような言葉がありましたね。