タロットXX 審判 (Judgement)のカードでは、大天使ガブリエルがラッパを吹き、死者が立ち上がっている絵柄になっています。人々は裁かれ、救済されるものとそうでないものに分けられるのでしょうか? 私にはそう思えません。悪いことをすると「天罰が下る」と言うような宗教的、教育的教えの影響があるのではないでしょうか? 統合的なスピリチュアルな見方では、「私達はそもそも完全なる愛の存在で、分離体験をするためにこの地球に生まれてきた。」と捉えられています。この視点から見ると、誰もが源に還っていけるのです。
VIの「恋人達」の男女は、この「審判」のカードで男女の位置が左右逆転しました。大天使のラッパに手を差し出しているのが女性で、女性性が「明け渡し」の鍵となるように見えます。(個人的にも男性性の柱を強固にしようとしていたのが、ポキンと折れ、陰陽反転した感じを伴い、変化のプロセスが完了した感じがします。)
また、私達は、日常で、人に判断されたり裁かれることを恐れたり、自分自身を判断したり裁くことによって自分自身に苦しみを与えたりすることがよくあります。最近も、SNSでの誹謗中傷により悲しい事件がありましたが、言葉は「剣」の働きをします。一瞬で相手に止めを刺すことになります。また、言葉は、日本では「言霊」と言われ、命が宿る神聖なものとされてきました。人に伝えた言葉は必ず自分にも還ってきます。どうか他人にも自分にも優しい言葉を掛けて下さい。
そして、目覚めとは、外側の評価を乗り越え、自分自身が自分の命を輝かせ、自分の道を生きると言う側面もあります。自分の決断で自分にとって大切なものを選択し、喜びで意志を使って生きて行く。私にとってはこんな感じです。
審判、大きな変化、復活、人間関係の回復、内なる呼びかけ、赦し
社会が大きく変わって行く中で、新しい世界観を手に入れ、しなやかに、柔軟に生きていけるように、「ハート❤️で生きる目覚めのためのカウンセリング」をオンライン(Zoom, Skype, LINE等)でさせて頂きます。